【下呂温泉】小川屋 本館と別館 ゆらぎ館を徹底比較

下呂温泉の名旅館「小川屋」には、歴史ある本館と、モダンな雰囲気漂う別館 ゆらぎ館の二つの宿泊棟があります。どちらもJR下呂駅から徒歩7分、飛騨川沿いに立つ好立地ですが、館内の雰囲気や部屋の仕様、料金、温泉設備には大きな違いがあります。


「温泉の充実度を重視するか?」「静かさやプライベート感を重視するか?」そんな迷いを解消するため、本記事では両館の仕様を詳しく比較。予算、部屋食の可否、バリアフリー対応など、旅行スタイルに合わせた選び方をお伝えします。

下呂温泉 小川屋 本館と別館 ゆらぎ館の違い一覧

比較項目 本館(小川屋) 別館 ゆらぎ館(YURAGI)
建物タイプ 老舗大型旅館 2016年新築・和モダン
部屋タイプ・広さ 和室8〜12畳、洋室ツイン18㎡、スイートほか多彩 洋室ツイン22㎡、和室6畳
部屋数 約85室(多タイプ) 20室(川沿い)
眺望 飛騨川側 or 山・街側 全室川側バルコニー付き
宿泊料金(平日目安) レストラン食:11,000円~/部屋食:22,550円~ レストラン食:13,750円~/部屋食:19,250円~
食事スタイル 部屋食/個室食事処/レストラン 部屋食/レストラン
温泉設備 100帖畳風呂、炭酸泉、貸切風呂2つ 貸切風呂7つ、+本館大浴場利用可
バリアフリー対応 車椅子・段差・手すり・専用ルームあり 明記なし(要確認)
アクセス JR下呂駅徒歩7分 JR下呂駅徒歩7分
おすすめ層 温泉巡り好き、バリアフリー重視、大人数 カップル、少人数旅行、景観重視

 

下呂温泉 小川屋 本館と別館 ゆらぎ館の違いを詳しく解説

下呂温泉の象徴的存在ともいえる「小川屋」には、大きく分けて二つの宿泊棟があります。ひとつは創業から続く歴史ある 本館、もうひとつは2016年に誕生したモダンなデザインの 別館 ゆらぎ館(YURAGI)
どちらも下呂駅から徒歩7分という好立地で、温泉街の中心にあり、飛騨川のせせらぎを感じられるロケーションです。しかし、館の雰囲気、設備、部屋の仕様やサービス内容には明確な違いがあります。

1. 建物とデザインの違い

本館は和の趣を色濃く残す老舗旅館らしい造り。畳敷きの広い館内や大浴場は、旅館らしいくつろぎを重視した設計です。大規模旅館らしく客室数も多く、グループ旅行や家族旅行にも対応できます。
一方、ゆらぎ館は全20室というコンパクトさと、北欧モダンと和を融合したスタイリッシュなデザインが魅力。落ち着いた雰囲気の中で、よりプライベート感のある滞在が可能です。


2. 部屋タイプと広さ

本館は和室8〜12畳や洋室ツイン18㎡、温泉付きラグジュアリー客室、最上級スイートまで幅広く揃っており、予算や人数に合わせた選択が可能。飛騨川を望む部屋も多く、眺望重視の方にも向いています。
ゆらぎ館は、洋室ツイン(22㎡)と和室(6畳)の2タイプのみ。全室川側でバルコニー付きのため、景観の良さは一定以上保証されます。


3. 宿泊料金とコストパフォーマンス

料金面では、本館がレストラン食プランで11,000円〜と最安値。一方で部屋食プランは22,550円〜とやや高め。
ゆらぎ館はレストラン食プランで13,750円〜、部屋食プランは19,250円〜。
予算重視なら本館のレストラン食プラン、部屋食希望ならゆらぎ館の方が少し安いという構図です。

 


4. 食事スタイル

本館は部屋食、個室食事処、レストランと多様。特にスイートや特定和室プランは部屋食に対応します。
ゆらぎ館は基本がレストランですが、部屋食プランも設定されており、プライベート空間で食事を楽しみたい方にも対応しています。


5. 温泉設備

温泉は本館の圧勝ともいえる充実度。100帖の畳風呂をはじめ、炭酸泉やホワイトイオンバス、露天風呂、貸切風呂2か所と湯めぐり三昧が可能。
ゆらぎ館には7つの趣向を凝らした貸切風呂があり、坪庭やテラス付きなど個性豊か。加えて本館の大浴場も利用できるため、静けさと多様性を両立できます。


6. バリアフリー対応

本館はバリアフリー対応が明確で、車椅子貸出、段差解消、手すり、バリアフリールームを完備。移動に不安のある方や高齢者連れに安心です。
ゆらぎ館は公式にバリアフリー設備の記載がなく、必要な場合は事前確認が必須です。


まとめると…

  • 温泉施設の充実度 → 本館

  • 予算重視 → 本館(レストラン食)

  • 部屋食コスパ → ゆらぎ館

  • バリアフリー → 本館

  • 静かでスタイリッシュな滞在 → ゆらぎ館

共通点

  • 下呂駅徒歩7分の立地

  • 同じ源泉の下呂温泉を使用

  • 本館温泉設備は両館宿泊者利用可

  • 貸切風呂あり

  • 部屋食・レストラン食プラン両方あり

  • 和の落ち着きある館内デザイン

どんな人におすすめ?

◎ 本館がおすすめ

  • 温泉三昧を楽しみたい

  • バリアフリー対応が必要

  • 大人数・家族旅行

  • 最安値重視(レストラン食OK)

◎ ゆらぎ館がおすすめ

  • 静かで落ち着いた環境

  • 全室川沿い&バルコニー付き

  • 貸切風呂を楽しみたい

  • 部屋食をリーズナブルに利用したい

口コミ紹介

  • 「本館の畳風呂は想像以上に広く、湯温もちょうどよかった」

  • 「ゆらぎ館の部屋は新しくておしゃれ。バルコニーから川の音が癒し」

  • 「本館は車椅子でも移動しやすく快適」

  • 「ゆらぎ館の貸切風呂はそれぞれ雰囲気が違って楽しい」

  • 「本館の部屋食は豪華だが料金が高め」

まとめ

下呂温泉の中でも歴史と規模を誇る「小川屋」には、老舗旅館の趣を残す本館と、2016年オープンのモダンな別館 ゆらぎ館があります。
どちらも立地は同じで、下呂駅から徒歩7分、温泉街の中心に位置し、観光や外食にも便利。源泉も共通で、日本三名泉・下呂温泉のやわらかな湯を心ゆくまで楽しめます。しかし、館の特徴やサービス内容には明確な違いがあり、選び方次第で滞在の印象が大きく変わります。

本館は、老舗旅館らしい重厚感と、圧倒的な温泉設備の充実度が魅力です。100帖畳風呂を筆頭に、多彩な大浴場、露天風呂、炭酸泉、貸切風呂など湯めぐり派にはたまらない環境。客室も多彩で、和室・洋室・スイートなど幅広く対応。さらにバリアフリー設備が整っており、車椅子利用や段差解消、専用ルームの完備など、高齢者連れや足腰に不安のある方も安心して過ごせます。
料金はレストラン食プランで平日11,000円〜とリーズナブル。ただし、部屋食プランは22,550円〜と少し高めになります。

一方、ゆらぎ館は全20室の小規模宿で、落ち着いた雰囲気とプライベート感が特徴。全室が川沿いバルコニー付きで、飛騨川を望む景観は滞在の満足度を大きく高めます。館内には趣の異なる7つの貸切風呂があり、坪庭やテラス付きなど個性的なお風呂を楽しめます。さらに、本館の温泉施設も利用可能なので、「静けさ+多様な温泉体験」の両立が可能です。料金はレストラン食プランで13,750円〜、部屋食プランで19,250円〜と、本館より少し高めの設定ですが、部屋食をリーズナブルに利用できるのは魅力です。
ただし、バリアフリー設備については公式な明記がなく、必要な場合は事前確認が必須です。

選び方のポイントとしては、温泉設備の充実度やバリアフリー対応を最優先するなら本館、静かで落ち着いた環境や部屋食コスパを重視するならゆらぎ館が向いています。
どちらも食事や温泉のクオリティは高く、下呂温泉の魅力を堪能できることは間違いありません。

 

予約前チェックポイント

  • 部屋食かレストラン食か事前に決めてプラン選択

  • バリアフリー必要なら本館

  • 温泉重視なら本館、静けさ重視ならゆらぎ館

  • 平日・休日で料金差大、日程要確認

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